くびれを作るために、鍛える前にやるべきこと
トレーナーの大瀧です。
暖かくなり、服装もだんだんと薄着になってくるこの時期、
ボディメイクのモチベーションも、飛躍的に向上してくることでしょう。
…というか、焦る気持ちの方が強いかもしれません(笑)
夏に向けたボディメイクで、
・二の腕を細くする
・ヒップアップ
気になる身体の部位はいくつかありますが、
今回は、お腹周りの「くびれ」にフォーカスして、お話を進めさせて頂きたいと思います。
すぐに筋トレで追い込むのは、ちょっと待った!
くびれを作ろうとなった時に、真っ先に思い浮かぶのが、
「腹筋を鍛える」ことではないでしょうか。
間違いではないのですが、「どの腹筋をどのように鍛えるのか」の作戦を立てずに、
無闇矢鱈に鍛えても、なかなか思うようなカーヴィーなラインは仕上がらないかもしれません。
また、鍛える前にそもそも「あるもの」を整えないで鍛え始めてしまうと、
逆にウエストを太く、結果的に寸胴方向へ導いてしまう危険性もあるので、取り組む順番にも気を配って欲しいです。
鍛える前に整えておくもの、それは「骨格」いわば姿勢です。
鍛える前に整えておくべき2つのポイント
くびれのラインは、よく「砂時計」の形に例えられます。
そもそも骨格や姿勢が砂時計形態になっていなければ、いくら筋肉を鍛えても不十分です。
くびれを作る上で、見るべき骨格・姿勢のポイントは、
・肋骨(あばら骨)
・骨盤
この2つです。
まず、1つ目の肋骨(あばら骨)。
特に、一番下に位置する肋骨のアライメントが重要です。
一番下に位置する肋骨が「パカッ」と開いてしまうと、ウエストに向かって締まっていくラインは作れません。
下部の肋骨に向かってしっかり閉じている骨格に整えることが、くびれ作りの第1歩です。
2つ目の骨盤。
肋骨の時と同じ考え方で、骨盤の上の部分が「パカッ」と開いてしまうのは避けたいところです。
このように、肋骨・骨盤の2点から構造的にくびれが完成しやすい環境を設定することが、
腹筋はじめ筋肉を鍛える前に行っておくべきだと、我々は考えています。
具体的な介入方法
今回のお話しは、YouTube動画でも解説させていただいています。
動画の中では、先ほどお話しした肋骨及び骨盤への介入方法をご紹介しておりますので、
よろしければ併せてご覧いただき、普段のエクササイズに活用してみてください。